▼ 職場の安全と快適環境 |
どのような職場でも、ミスや事故の原因になるさまざまのリスクが潜在しています。従事する仕事においてのリスク、仕事で使う道具・機械・設備においてのリスク、仕事の進め方においてのリスク、仕事の環境においてのリスク、仕事をする人においてのリスク等々です。職場の安全確保は、職場においてどこにどの程度のリスクがあるかを、まずは充分に認識することが重要です。次にどのような対策を講じればリスクを低減できるかを、あらゆる角度から検討する必要があります。そして最後に、最も有効と考えられるものから順次これらの対策を実際に講じることによって、安全かつ快適で効率のよい職場の実現ができます。豊かな経験を積んだ研究スタッフが、これら各段階の問題点を最新の手法で分析し、何をどのように進めるべきかをご提案いたします。 |
|
|
|
|
|
|
● 職場の事故とミスなどのリスク分析と対策 |
職場でミスや事故が発生した時の人的、経済的な損失は大きく、ミスや事故の防止をおろそかにする企業はないはずです。ところが、ミスや事故は対策の間隙を縫うかのように発生するのが現実の姿です。ミスや事故とは必ず原因があって起こります。それまでの安全対策に不備があったと考えるべきです。起こってしまったミスや事故を教訓とし、その原因を緻密に分析して新たな対策を立て、不備の根を絶つ必要があります。重大事故だけでなく、小さなミスや事故、さらにはニアミスについても同じです。
私たちは職場で起こるすべての事故(交通事故も含む)について、あらゆる角度から深く原因を分析し、それにもとづいての対策をご提案します。 |
|
● ヒューマンファクターのリスクマネージメント |
事故は多くの原因が複雑にからみ合って発生します。その複合したリスクの中に人の行動ミスが必ずと言ってよいほどに関与しています。リスクとして人間の行動ミスを抑止しようと思えば、人の行動を深く掘り下げて見る視点、すなわちヒューマンファクターの視点が必要になります。これからの安全対策は行動ミスというリスクをいかにマネージするかが最大のポイントです。
私たちはヒューマンファクターの側面からのリスクマネージメントに関して、特別 なノウハウと長い経験を有しております。 |
|
● 職場環境の測定と快適環境の設計 |
職場環境は仕事の効率はもとより、仕事の安全性や作業者の疲労度にも直接に影響する重要な要因です。先ずは、作業環境を科学的に検討し現状認識を深め、次に現状の改善点を徹底して追求し、作業者が働きよい快適な環境を作り上げる必要があります。作業環境は騒音や照明などのいわゆる物理環境だけでなく、作業台の広さや高さなどを含めて考えるべきです。物理的な環境にとどまらず、仕事に取り組む姿勢や意欲といった職場の心理社会的な環境までを視野に入れておかなければなりません。
私たちは生産現場やオフィスの照明と色彩、騒音と振動、温度と湿度などの測定と分析を得意としています。また、作業空間を安全で快適にする方法、ならびに職場の心理社会的な問題を把握し、解決することに関しても独自の手法を有しております。 |
|
● 安全のための表示・誘導システムの評価と構築 |
必要な情報をどのように表示するかの問題、特に危険源の存在をいかにわかりやすく視覚的に表示するかの問題は事故防止に直結する重要なテーマです。人の視覚は非常に優れています。しかし、錯視の現象がその事例です。意外と不確かな側面
もあり、見誤りや見落としによる事故が少なくないのはこういったことも関与しています。これを解決するためには、人間の欠点や弱点を補う新たな表示・誘導システムが必要です。
私たちは各種情報の適切な表示・誘導システムを構築して、生産場面 や道路交通場面、さらには日常生活場面における安全に寄与します。 |